Xさん
【お宝鑑定】ディテールにこだわった都電、豪華な満鉄! いま存在しないものが手元にある魅力!!
【鉄道模型鑑定士の世界】【Part-1】【駿河屋の歩き方】
ノスタルジックで歴史的価値の高い鉄道模型が続々登場!
駿河屋の現場で商品を精査するカリスマバイヤーが、
届いた「お宝」をズバリ鑑定。驚きの価格とは?
「お宝」が世界中から集まる夢のターミナル「駿河屋」の最前線からお届けします!
※ 収録は2024年2月に行われました
※ 「鑑定価格」は2024年2月時点のものです
※ 「鑑定価格」は駿河屋での買取査定額で、販売価格とは異なります
鑑定商品
・東京都電5502 イエロー Fタイプ
(ムサシノモデル)
・1/150 劇場版 銀河鉄道999 改良品基本6両セット
(バンダイ / 2001年)
・1/150 満鉄パシナ981・あじあ号8両セット
(マイクロエース)
【お宝鑑定】懐かしの100系新幹線から'80年代の京王線まで。ノスタルジックな鉄道模型の楽しさ!
【鉄道模型鑑定士の世界】【Part-2】【駿河屋の歩き方】
100系新幹線、'80年代の京王線がよみがえる!
駿河屋の現場で商品を精査するカリスマバイヤーが、
届いた「お宝」をズバリ鑑定。驚きの価格とは?
「お宝」が世界中から集まる夢のターミナル「駿河屋」の最前線からお届けします!
※ 収録は2024年2月に行われました
※ 「鑑定価格」は2024年2月時点のものです
※ 「鑑定価格」は駿河屋での買取査定額で、販売価格とは異なります
鑑定商品
・限定さよなら100系16両
(トミックスTOMIX)
・Bトレインショーティー ベスト・リピート パート10 EF64-1010 JR貨物試験塗装 & EF67 101
(バンダイ/2010年)
・HOゲージ 1/80 京王7000系 入線当時 4両編成Aセット(2021年製品)
(カツミ(KTM)/2022年)
【お宝鑑定サブトーク】駿河屋とメーカー、得意分野を活かせば何かが変わる!
【鉄道模型鑑定士の世界】【駿河屋の歩き方】
書籍掲載内容
駿河屋が誇る鉄道模型鑑定の
スペシャリストに聞くっ!!
鉄道模型の発祥は19世紀のヨーロッパにさかのぼるといわれる。欧米ではおよそ1/80スケールの「HOゲージ」が主流で、日本の愛好家からも親しまれているサイズだ。その一方で我が国では生活環境などの理由もあって、HOゲージよりも小サイズで約1/150スケールの「Nゲージ」が人気だ。実際の鉄道車両をスケールモデルさながらに、リアルな完成度でユーザーを魅了する鉄道模型だが、数年前までバンダイが展開していた『Bトレインショーティー』シリーズは若干デフォルメされていながらもコンパクトにまとまっている分、逆に集めやすいといえる。
鉄道模型担当のXさんは、鉄道を通じて日本の古き良き時代をこう語る。
「60年代生まれの僕は地方住まいでしたが、東京には<ちんちん電車>と呼ばれていた都電があったことも知ってましたし、当時でも全国的に都電は人気があったんですよ。昭和の映画や記録映像でも出てくることがありますから、今の若い人が見ても懐かしいってジ~ンとくるんじゃないかって思いますね」
なるほど、鉄道には世代を超えた普遍的な魅力があるという。それではXさんイチ押しのアイテムを鑑定してもらおう。
「カツミ(KTM)製のHOゲージ16番 1/80京王帝都電鉄 6000系 5両編成セットですね。まだ近年の製品ではありますが、この車両は京王電鉄を2011年に引退して、どこにも譲渡されること無く博物館に1両残っているだけなんです。それでも人気が高く、今でもHOゲージ以外にNゲージでも新製品が出る車両なんですよ。鉄道模型はどこまで実車に忠実かがユーザーから問われます。ヘッドライトの段差や塗り分けなどがNゲージではできない部分ですね。特にこの車両は昭和50年代の姿をプロトタイプとしており、同じ車種でも時代ごとに再現できることが模型の良いところです」
Xさんが現実の鉄道にも一家言あることがうかがえる談話だ。それでは次ページ以降も鉄道模型における〈鑑定ポイント〉を語ってもらおう。
※上記は、書籍『駿河屋の歩き方』掲載原稿の転載となっています。「次ページ」「鑑定ポイント」は是非、書籍『駿河屋の歩き方』でお楽しみください。